自宅庭でのチビ

まだ、ペットロス真っ最中なのですが、だいぶ、気持ちが落ちついてきて、今は、仕事にも手が付けられるぐらいになってきました。

それでも、やっぱり悲しい記憶がよみがえって、心が動揺することがあるのですが、そんななかで、私が実践して、気持ちの整理をつけるのに効果的と実感していることをまとめてみます。

 

 

思いっきり泣く

一番、効果的だったのは、悲しかったら、とにかく泣くこと。それも、気持ちのおもむくままに。

私は、これまで人前で泣くことなんてなかったのですが、妻の前でも気にせず、何度も号泣しました。

 

チビが泣くなってから、3日間ぐらいは、泣くだけで過ごしていた気がします。

一度おさまっても、また悲しくなって泣く。

この繰り返しでした。

でも、何度も泣くうちに、少しずつ心が穏やかになってきています。

 

悲しかったら、悲しいと素直に話す

どれだけ悲しいか、なぜ悲しいのか、自分の気持ちを人に伝えることも、すごく効果的でした。

妻とは毎晩、お酒を呑みながら、チビの話をしました。楽しい話だけでなく、『こうすればよかった』、『もっとチビは長生きできたのでは』、『自分達のミスだったのでは』など、後悔話もしました。

 

最初のうちは、お互いにチビにゴメンねとひたすら謝っていました。

でも、話を続けるうちに、だんだん楽しかった思い出を振り返ったり、『アイツ、けっこう生意気だったよな』と、笑い話をできるようにもなりました。

 

あと、友人や離れて暮らしている家族には、メール・LINEでチビの死を伝えましたが、メッセージの文面を書くことも、自分の気持ちを整理することにつながりました。

 

ただし注意点としては、相手の許容度を超えないことです。

 

誰かに気持ちを伝えるというのは、ペットロス克服のいい手段なのですが、こんな話を聞くのは、相手からしても辛いことです。

20分、30分なら親身になって聞けても、1時間、2時間とすると、『もう止めてよ』と嫌気がさしてくる可能性もあります。

 

最悪のケースとしては、こういったことをキッカケに親しい関係がおかしくなってしまう可能性もあるので、くれぐれも相手の心情にも配慮してください。

 

メールやLINEであれば、返信を急かさないことですね。あと、メッセージを受け取って返信したくなった時しても、すぐに返信せず、少し間を置くのもいいかなと思います。

 

もしよかったら・・・

もし、あなたの周りに、こうやって話せる人がいないようでしたら、このブログのコメント欄に書き込んで頂いても構わないです。
どなたでも書き込めるようにしてありますので、ご自由に。

ただ、心ない誹謗中傷を多くの人の目に触れさせたくないので、承認制にしてありますので、そこだけご理解ください。

 

手紙を書く

私は数年前から日記をつけていたり、仕事においても、自分の考えを整理する時には、マインドマップなどを使って、文字起こしするなど、文章を書くのが日常の一部となっています。

 

そのため、チビが亡くなった後、自分のなかの色々な気持ちを吐き出すために、チビへの手紙を書きました。

 

とにかく、心の中から出てくる言葉を書きなぐったのですが、これも自分の気持ちと向き合う良い機会になりました。

チビが亡くなった次の日から書き始めたのですが、4日間続けて書いたあと、自分のなかで一区切りがついたので、一端やめて、初七日にもう1回書きました。

 

今後も、四十九日、一周期など、法要のタイミングで、チビに手紙を出そうと思っています。

 

ちなみに、このタイミングは、私が自分にとっての納得できる区切りとして設定したものなので、毎週日曜日とか、月1回とか、好きなタイミングでいいと思います。

1回書いて終わりというのもアリです。

あなたが納得できる形にしてください。

 

過去の写真や動画を整理する

昔の写真、動画を観ると、楽しい時の記憶がよみがえります。

整理するなかで、忘れていた思い出がよみがえることもあります。

 

時には、寂しくなって泣いてしまうこともありますが、それもいい涙です。私は、こんな時は泣きたいだけ泣きます。

 

『はらっぱを走り回って楽しかったね』、『ヒルにかまれて大変だったよ』なんていうふうに、チビと会話しながら、一つ一つの思い出をかみしめていくなかで、心が癒やされていきます。

 

私は今、チビの写真をパソコンの壁紙、スマホの待ち受けにしていますが、デジタルフォトフレームを買って、いつでも持ち運べるようにしようかなと思っています。

 

 チビ、コロスケの壁紙

 

こうやってチビの写真を観るために、『楽しかったね』、『本当にありがとう』と語りかけたり、感謝の言葉を贈っています。

ただ、これはチビの写真を観ることで、私は温かい気持ちになるから実践していることです。

 

写真を観ると辛くなってしまうという方もいるかもしれませんが、その場合には、当面は目に触れないようにしておくことをオススメします。

 

(いつか、楽しく振り返られるようになります。)