虹の橋

今日はチビが旅立ってから3週間後

だいぶ悲しみが減りましたし、チビのことを笑って話せるようにもなりましたが、ふとした時に涙が出そうになる時があります。

 

最も多いタイミングが朝、起きた時。

目が覚めた瞬間、チビがいないという現実を思い出して、心が暗くなります。

 

その時、私が実践しているのは、その感情をしっかりと味わうことです。

悲しさ、寂しさ、悔しさ、怒り、喪失感、不安、etc

どんな感情であっても、そこから逃げずに感じます。

 

point

目をつぶって、『私は今悲しんでいるんだ』と、自分の心を客観視すると、うまくいきます。 これは仏教の智惠です。

これも修行のうち』、『怒らない練習』を参考にしました。

 

しっかりと感じると、その感情が消えていって、穏やかな気持ちになります。

その状態にまで心が戻れば、日常生活を送れるぐらいにはなるので、あとは、感情が出てくるたびに、同じことを繰り返します。

 

最初のうちは何度も、悲しさや寂しさがでてきて、きりがないかもしれませんが、ここで我慢せず、何度もしっかりと味わうことです。

そうすると、だんだん、その回数が減ってきますし、悲しみの度合いが弱くなるので、感情が消えるのが早くなります。

 

こうやって、最後には穏やかな気持ちで過ごせるようになります。

私自身、だいぶ、平静な状態になってきました。

 

しっかり悲しむ

 

これがペットロスを解消するためのキーワードですね。

 

楽しかった日々を思い出すことを習慣化する

そのうえで、平静な状態の時には、その子との楽しかった日々を思い出すこと、一緒に過ごせた時間に感謝することを意識的に行うといいです。

これも悲しみや寂しさの度合いを減らすことにつながります。

チビとの楽しい日々

 

ペットを看取った人間のなかには、楽しかった、逢えて良かったという前向きな感情=プラスの感情と、寂しい、悲しいといった後ろ向きの感情=マイナスの感情が混在しています。

 

でも、ペットを失った直後は、マイナスの感情でいっぱいです。

それが少しずつ減って、それに連れてプラスの感情の割合が増えてくるのが、悲しみが癒やされるプロセスだとすると、積極的にプラスの感情を感じることも、ペットロスから抜け出すうえで、とても有効な方法です。

 

私はコロスケと散歩に行く時(朝、夕方)、夜、寝る前、朝起きたときの最低1日4回は、チビとの思い出を振り返りながら、感謝の気持ちを伝えるようにしています。

冒頭で書いたように、寝起きは悲しくなる時が多いので、それとのせめぎ合いですが・・・

 

焦らず、じっくりと

あとは時間の流れに任せることですね。

時間が経つだけでも、悲しい記憶は薄れていきます。

時の流れ

 

個人差もあるので、私のように数週間で、だいぶ立ち直る人間もいれば、数ヶ月経過しても、ぜんぜん悲しみが消えないという方もいると思います。

アメリカの研究で、ペットロスが解消されるまでに要する平均期間が6ヶ月というデータがありましたが、これもあくまでも平均値です。

 

人それぞれなので、自分のペースで過ごすのが一番です。

何年も悲しいからダメということではないですし。

それだけ愛情が深かったという証拠でもあるので、その気持ちをじっくり味わえばいいのではと思います。