チビが亡くなってから、6週間。
長いような早いような・・・
だいぶ気持ちが落ちついてきたのですが、最近になって、悲しみがぶり返すことがあります。
昨日、今日と久々に号泣しました。
チビが亡くなった直後と違って、悲しいだけの涙ではなく、楽しい時間を一緒に過ごせたことを思い出して、暖かい気持ちになっての涙でもあったりします。
また、チビのことを思い出せば出すほど、どれだけ多くのものをチビから受け取っていたか痛感して、チビの愛情の偉大さに感動しての涙という一面もあります。
とても悲しいのですが、悲しさだけではないので、気持ちが折れることはありません。
これから精一杯、生きていくんだという意欲もあります。
そうでなければ、チビに対して申し訳がないからです。
私はチビほど素晴らしくて偉大な犬に見合うだけの飼い主だったのか?
そんな気持ちが湧きあがってきます。
もちろん、答えはNo。
だからこそ、いっぱい努力して、将来、チビと天国で再会した時、『少しは立派になっただろう!オマエのおかげだぞ』と言えるように、これからの人生を満喫するつもりです。
私は月並みに、将来に対して色々、不安を感じていました。
その根底にあるのは、老い、死といったものですが、今はその気持ちがサッパリなくなりました。
最終的に、自分が死んだら、チビに会えると思っているからです。正直、その時が待ち遠しいぐらいです。
でも、だからといって、生き急ぐことはしないですし、間違っても自殺するようなこともしません。
残りの人生を楽しく生ききってこそ、チビと再会する意味があると思えるからです。
だから、人生を楽しみことに対して、今の私は貪欲です。
泣くほど強くなる
でも、急に寂しくなって、涙が止まらなくなる時もあります。
やっぱり、チビがそばにいないというのは、悲しさ以外の何者でもありません。
ただ、気が済むまで泣いた後は、気持ちがスッキリします。
さわやかな気分で、前向きな気持ちになれます。
でも、時間がたつと、また泣きたくなります。
この繰り返しですが、泣けば泣くほど、気持ちが強くなっていく気がします。
泣くというのは、やっぱり最高の癒しなんですね。
もし、あなたが今、大好きな子を失って、悲しみに浸っているのであれば、思う存分泣いてください。
それがあなたにとっても、その子にとっても、最良のことなんだと思います。
泣くというのは、それだけ愛していたという証拠ですから、我慢せずに泣きまくることです。
これからもチビと一緒に生きていく
チビが旅立ってから、毎日、実行していることがあります。
- チビに感謝すること
- チビの幸せを祈ること
この2つに加えて、泣きたくなったら泣く。
これが日課となっていますが、私は死ぬまで実行するつもりです。
・・・というか、やらずにはいられないです。
チビのことを考えれば考えるほど、心のつながりを感じ取れるようになり、たまにホントにそばにいるような感覚を覚えることもあります。
気のせいかもしれませんが、こんなに楽しい勘違いもないので、ずっと実行します。
受容の気持ち
チビは享年10歳11ヶ月
今は犬も長寿なので、15~16歳ぐらいまでは普通に生きると思っていましたし、チビは病気知らずの健康体だったので、20歳ぐらいまで生きて、長寿記録を作ってしまうのではと、本気で考えていました。
だから、11歳になる前に死んでしまったというのはショックで、こうすれば長生きできたのではという、後悔の気持ちが次から次へと出てきます。
でも、チビと出会ってから、今日までのつながりを振り返れば振り返るほど、これが定めだったのかなという気もしています。
どんなに考えても、結局は、この結果以外にはないんだなという結論になってしまいます。
また、あの日の後、チビが生き続けてというのも、描けそうで描けないです。
もっと生きてほしかったという気持ちと、これが運命だったんだという気持ちが、堂々巡りしています。
このとまどいをうまく説明することはできませんが、こんなことを繰り返すなかで、少しずつ、チビがいない現実に馴染んでいくんだろうなと思います。
チビのことを思い出す時には、幸せしか感じない
いつか、こんな時がくればいいなと願いつつ、悲しみをごまかさず、泣きたい時には泣きながら過ごしていきます。
まだしばらくは、泣くんだろうな・・・・